・・・えっと
・・・あの人
まだ教室にいるのかな。 |
それとも、
もう帰っちゃったかな・・・。 |
なにも連絡しないで来ちゃったから、
会えるかどうか・・・
ちょっと不安だな。 |
伝説の鐘の話を聞いた時は、
ただ素敵だなって思ってた。 |
私なんかには夢みたいな話だけど、
そんな経験を一度でいいから
してみたかった・・・。 |
・・・ううん。
ただ、経験したいだけじゃない。 |
あの人と・・・
いっしょに・・・。 |
それも夢なんじゃないかって、
ずっと考えて・・・。 |
それでもやっぱり、
私の想いは伝えておきたい・・・。 |
・・・でも、
その前にお礼を言わなきゃ。 |
今までサーカスのことしか
考えてなかった私に、 |
素敵な思い出を
つくってくれたんだから・・・。 |
それだけでも言えれば、
私は・・・。 |
ありがとう、
デイジー。 |
うん、大丈夫。
私はこの学校の生徒じゃないから、
伝説の鐘が鳴るかわからないけど、 |
| 後悔はしちゃいけないよね。 |
(名前)『あれ・・・
すみれちゃん?』 |
『あ!
よかったぁ・・・。 |
『ごめんなさい、
あなたにお話があって
来ちゃいました。 |
『あの・・・ご迷惑なことだと
思うんですけど、 |
| 『少しいいですか・・・。 |