| 楓子 |
「人前に出るのって
恥ずかしくない? |
| 美帆 |
「平気ですよ。その役に
なりきってしまえば、
周りは見えなく
なりますから。 |
| 美帆 |
「あなたも一度、
出てみてはいかがですか? |
| 楓子 |
「わ、私は・・・その・・・
人に見せられるものが
ないから・・・。 |
| 美帆 |
「そんなことありませんよ。
そうですね・・・
妖精さんの役なんて
ぴったりだと思います。 |
| 美帆 |
「そうだ! 今書いている
脚本に妖精さんが
出るんですが、
やってみませんか? |
| 楓子 |
「そ、そんな。 |
| 美帆 |
「はい。これが脚本です。
よろしくお願いしますね。 |